素材のこと(プラチナ編) | 一木一草ジュエリー

一木一草ジュエリー は、現在準備中です。

2020/11/23 20:28

一木一草ジュエリー 
デザイン・制作 有希です。

素材について、、プラチナ編。
「やっぱりプラチナよね!」と思われる方、多いと思います。
でもプラチナの良いところってどこ?と問われて、、
どうでしょう?明確なお返事お持ちでしょうか?

制作をする人間として、
良いところは粘りがあるところ。
細い爪でもしっかりと宝石を石留できます。
リングの変形のしやすさとしては、金の方が変形しにくいです。
画像のペンダントの緑はスフェーンという硬度の低い(割れやすい)宝石ですが、プラチナの方が安全に石留できます。
難点は、融ける温度が高いところ、そして重いところ!同じ見た目でも銀の2倍くらい重たいです。
一木一草ではデイジーのような、繊細なデザインはプラチナを使用しています。 
デザインに合わせて、素材を選んでいます。


見た目としては、白さや光のはね返しは銀が強いです。プラチナは少し銀色の中に少し黒味が入ったヌメっとした光り方をします。(わたくし個人の感想です)

プラチナの加工の歴史は浅い。。?
プラチナが加工に用いられ始めたのは18世紀頃から。
ジュエリーの世界へプラチナを導いたのはカルティエでした。
紀元前から用いられていた銀や金に比べて、非常に浅い歴史です。
今でも、ヨーロッパやアメリカ大陸でのジュエリーは金や銀が主流です。
(流通量は少ないですがプラチナもあります)
不思議なのは、、こんなにジュエリーといえばプラチナ!という風土が強いのは
日本だけだということ。

一木一草ではデザインによって、地金を使い分けています。
ジュエリーは「使う」ものだから。
後々のメンテナンスや、強度も加味して、地金を選びます。
「高いからプラチナ」という理由ではなく、
素材の特性を理解して制作した商品を
お客様におすすめしたいと思います。

一木一草ジュエリー
デザイン・制作 有希